日記・コラム・つぶやき

ひやっ!「文系入試も理数必須」

何度やり直しても今日はなぜか
改行できないので、読みづらくてすみません。
さて、今朝Yahoo!ニュースを立ち上げると、こんなのが。

文系入試も理数必須 自民提言 

技術立国に不可欠

技術大国としてやっていくには、次世代の技術者を育てるために
今から理数系の教育の充実が大事、という話。
ううーむ。
大学入試したの、昔でよかった。
危うく、大学入れないところだった
理数系のとことん苦手な私は、
でも国語だけはよくできていて、
でも高校に入って数学で落第しないために
テスト前の勉強時間はすべて数学の勉強に
むなしく費やしていた。
だから3年になって、文系クラスになって
数学から解放されたら国語や歴史の偏差値が
飛躍的にアップしたのを覚えている。
国語は勉強しなくてもまあまあの成績を
維持できていたけど、勉強したら
もっとよくなったというわけ。
そういう人の救いの場がなくなっちゃうような
気もするけど、文系なんかは産業を生み出さないから
勝手にやってなさい、ということかな。
そんな技術大国を目指す日本のセコさ、
というかヨーロッパ大企業の懐の深さを
実感した先日の小さな出来事。
私が3年ほど前に使っていて、半分壊れた状態の
NOKIAの携帯を娘がおもちゃ代わりに使っていた時期があった。
その娘も去年のクリスマスには自分の携帯を
初めて買ってもう。それもたまたまNOKIA。
で、先日娘が古い方のNOKIAをいじっていたら
バッテリーが全く同じものであるのを発見。
ラッキー、新しい携帯の予備に仕えるじゃん。
この時、数年前の別の小さな出来事を思い出した。
出張中にキャノンのデジカメの充電が切れてしまった
ことがあって、同行していた人が、同メーカー、同シリーズの
デジカメを持っていたので、バッテリー貸しますよ、と
取り出してくれた。が、入れてみると数ミリのサイズ違いで
仕えない。なんかセコいね、とみんなで顔を見合わせたのを
思い出した。
技術大国結構だけれど、
経済を活性化したい! じゃ、やっぱ日本は技術系でしょ、
じゃ、理系の勉強をいっぱいさせましょ! 
みたいな短絡的な考え方を国のトップがするような
国では、やっぱり成熟した大人な国には
なれないと思うけど。
NOKIAのバッテリーの話ではないが、
ヨーロッパではずいぶん前から化粧品の
会社が動物実験をしないのが当たり前になっているという話。
日本の化粧品の大企業たちは、ようやく最近腰を上げ始めたとか?
ま、あげないよりはましだよね。
というわけで、今日のお料理。
「アンコウのチェリートマトソース」
Img_4341
アンコウの切り身を、オリーブオイルを入れて
カンカンに熱くしたフライパンでジュッと両面に焦げ目をつけたら
いったん取り出して、半割りにしたチェリートマトと
ケッパーを数粒フライパンに放り込む。
塩味を調整して(ケッパーがあるからね)
トマトがグジュグジュになったら
再度アンコウを入れて温めたら
できあがり。バジリコも添えるとなおおいしい。
プリプリのアンコウ、鍋だけじゃなく
こんなのもいかが?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

天高く馬肥ゆる秋に逝った彼

もう時代はfacebookだし、ブログやっても
コアな人しか読んでくれないし(さぼってるからかも)、
ナーンテ思ったり,いろいろあって
サボっていたら、3日前にある人から
コメントをいただいていたのを今日発見。

中学時代のとても懐かしい友人が
亡くなったのだけれど、連絡方法が
わからないので、私のブログをみつけて
コメントに書いてくれたらしい。
コメントがつくとメールで連絡が
くるようになっているシステムも、
メールアドレスの変更手続きし忘れていたから
機能していなかった。
とにかくこのショッキングな知らせは、
サボっていた罰だろうか。
だけど悲しくても腹はへるし、
自然界は動いて行くわけで、
ここ数日、我が家の小さな菜園では
りっぱなかぼちゃができあがった。
日本から密輸した(!)種で、
かぼちゃもごぼうも豊作。
Photo_3
Photo_2
とはいえ、畑仕事はもっぱら夫担当。
私はこうじゃない、ああしろ、こうしろと
指図するばかり。
そして、これとばかりに
きんぴら、煮付け、みそ汁、コロッケなどなど、
和食を作って満喫している。
48歳にして逝ってしまった彼は
何が好きだったんだろう。
もっと食べたかっただろうな、なんて
思ってしまうのは、私の食い意地が
張っているせいかな。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

地獄行き? カントリーライフ

家の前の小さな庭にはラベンダーがあって
せっせと摘んでみたり。
Img_2905

ラズベリーが生っていて、
毎日真っ赤に熟したのをみつけては
もいできて、おいしくいただいています❤
Img_3386

なーんて書いていると、
ロマンチックなナチュラル少女の
ブログみたい(おばさんだけどね)。
ところがどっこい、
ナチュラルライフには怖いこともいっぱいだ。

その一つはあらゆる種類の虫が
うじゃうじゃいること。
足を広げると手のひらほどもある蚊とか
(でも刺さないし、トロクてすぐ死ぬので無害)
いろいろなサイズの蛾とか、
ゲジゲジとか蠅とか蟻とかetc。

気持ち悪いので、見つけるたびに
片っ端からやっつけている。
猫たちや娘の体に毒だと困るので
殺虫剤は使わず、もっぱら雑誌で
叩いたり、ティッシュでつかみ取る方法。
電気が通るというテニスラケット型
虫やっつけ器を買おうかどうか
只今検討中。

刺したりするわけでもない、
無害な虫たちを、気持ち悪いっていうだけで
毎日何十匹も殺傷している私は、
きっと天国へは行けないだろうな、
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』に出てきた大泥棒、
カンダタを思いだす今日この頃。

さっきも標的に狙いを定めて追いつめていたら、
まだ片付いていない段ボールにけつまづいて、
両膝から強烈に転んだ。いたかった~。
罰のあたり初めかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

1ヶ月経ちましたが引っ越し速報

 430日に引っ越して、はや1カ月なのに、
まだネットも開設されず、固定電話もつながらない。
これがイタリアと諦めて、
最近はパソコンに向かう時間が極端に減った
ナチュラルな? 日々。

昨夜1時。頼まれた翻訳をしていると、
ロバの鳴き声が聞こえてきた。
ご近所で飼っているという話。
ロバ? あんたいったい
どんなとこに越したんだ?? 
という声が聞こえてきそう。

というわけで、ちょびっとだけ新居自慢。
Img_2887_3



キッチンの窓から見える庭と、
そしてアンティックな
かわいさに惚れた流しの蛇口!

こんなキッチンで食べた夕べの一品。
Img_3382


沖縄産もずくとキュウリ、
最近とてもおいしい
Datterini
(ダッテリ=ディーツに
形が似ているから)と
呼ばれるプチトマト、
シソのサラダ。
イタリアカントリーライフと
まったく関係なし。








そしてこの冬で19歳を迎えるヒトミちゃん。
Img_2881

引っ越したとたんに
野生児(猫だって)と化し、
毎日外を徘徊する彼女。
生まれてこの方
ずっとマンション暮らしの
箱入り娘だったのに、
本能が目覚めたのか、
やたら元気。
なかなか治らなかった結膜炎が
引っ越した日の夜に直っていたのには驚き。

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

更新しました、免許証。

先週の金曜日に、免許証の更新に行った。

道路交通法はイタリアも日本もほぼ共通、
違うのはわりと遵守する日本か、
わりと無視している(赤信号とか飲酒とか)イタリアか。

でも免許証のシステムはずいぶんと違っていて、
というよりも、ずいぶんとイタリアはゆるくて、
一度取ったら10年間有効。
その間に視力がガクーンと落ちても、
運転に支障をきたすような病気になっても、
チェックする機能はないというわけ。

50歳を過ぎたらその周期は10年じゃなくなり、
70歳になったらさらにインターバルは縮まるようだけど、
それでも日本みたいに厳しく、短くない。

で、私はまだ50歳でないので
10年ぶりに、というかイタリアで初めての
免許更新。日本みたいに親切に
「切れますよ、更新に行ってくださいよ~」という
はがきなんか来るわけがないから、
切れる前に、早めに教習所へ行った。
イタリアでは何が起こるかわかったものじゃないので、
いつでも用意周到にしているのが
こころ穏やかに生きる術なのである。

さて、教習所では必要書類を作ってくれて、
そこへ指定の眼医者さんがきて
超簡単な視力検査をして、ハイOK。
イタリアには珍しく、予約の時間から
終了までたった15分というスピード。

ところが。「はい、これが更新をしたという
証明書です。更新のシール(それを現免許証の
裏面に貼って使う。とてもエコ)は、
ちょっとローマ(の運輸局)がゆっくりなのでね、
だいたい5-6カ月後にお宅に郵便で届きます。
だからそれまでは、この証明書を持って
運転してくださいね」とのこと。

うーん、さすがイタリア!
切手サイズのシール一枚作るのに
ゆっくりと丁寧に!?
半年もかけるのだ。

そう言えば、私がブランドサイトで連載させてもらっている
あるイタリアドルチェのブランド、
その一口サイズの焼きティラミスがうまい!
先日イタリアへ仕事でやってきた人から
お土産にいただいたのだが、
マスカルポーネで作った濃いレアチーズケーキに
しっとりと甘いコーヒーが入っている、
そんな感じ。なんでもコーヒーシロップは
一つずつ注射器で注入するのだとか。
Img_3329

仕事をもらっているからって
宣伝するつもりはないけれど、
これは本当においしかったので
つい宣伝してしまった。
ちなみに、我が家のイタリア人家族も
絶賛しております。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

-12度でも女を忘れないイタリアマダムの防寒スタイルとは!

連載させていただいている
あるお菓子会社のサイトで、
トリノだってみんなが思うほど
たいして寒くない、なんて見栄を張ったら
その罰があたったのか、
この一週間ずっと雪と、
極寒の日々。

なんでもシベリアから大寒波が来ているとかで、
今朝も最低気温-12度、日中も
日が出ているのに-6度とか。

東欧の方では死者もでているそうだ。
3月に引っ越す予定の新居では
こんなにすごい雪。
Img_3330

そんな寒さの中、通っているダンスジムの
更衣室にて。
その更衣室は、個室ではなくて、
みんなでしゃべったりしながら着替えるのだが、
イタリアの女性は、日本女性のように
隠したりせず、ドーンと脱いで、ドーンと着る。
いや、むしろこちらの方が世界の大多数で、
女性同士なのに隠す日本人女性のほうが
異質かもしれない。

それはともかく、昨日の朝のことだ。
ジムが終了して、みんなで着替えをしていた。
私は友人としゃべりながら、なにげなく
見える方を見ながら着替えていると、
一人のイタリアマダムが目に入った。

ブラをして、パンツをはいている。
そこにタートルのセーターを着た。ここまではいい。
次にストッキングを履いた。しかしこのストッキング、
俗に言うパンティストッキングでなくて、
太ももの辺りで終わるタイプ、
セクシー女優なんかがガーターで止めて
履いているやつだ、つまりパンツ部分がない。

へー、なんかこの人のパンツ、ゆるゆるだなあ、
でもあの上に、毛糸のパンツかなんか
履くのかなあ? と思いつつ、
口は友人とおしゃべりを続けつつ、眺め続けた私。

するとなんと! その上にスカートをはいて終わり。
そのスカートも、コットンシルクかなにかの、
軽い素材で、見るからに寒々しい。

うーん。寒くないのかなあ、この人?
それとも、お尻がすぐに出せるようにしておく
必要のご職業か何かの人なんだろうか??
女を極めるには、どんなに寒くても
セクシーであることを忘れない、
イタリア女性の鏡なのだろうか???

しかし驚きを通り越して、
笑いが止まらなくなったのはその後。
出口でそのシニョーラに会った時だ。
ダウンを着て、マフラーを巻き、毛糸の帽子を
かぶっている、手編み風シマシマの帽子だよ。

もちろんお尻はパン一のまま。

写真を撮ってお見せしたかった。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ボンゴレとムール貝の煮込みな日々

先週から私もバカンスに突入した。
毎年来ているリグーリアはNoliという
海の街で3週間、ぼーっとする。
というわけにもいかないので、
私は時々、PCを持ちこんで
海の家で原稿書き、などなど。

今年から毎年使っている海の家に
無料Wi-Hiサービスができて
便利になった。イタリアとしては、かなりの前進。
子供が水遊びをするのを横目にちょっと書いては、
暑くなったらひと泳ぎし。そして、
また書きものに戻ったりして。
ちょっとヘミングウェイな気分。快適快適。

と思っていたら、日中やたらディスコミュージックが
かかるようになって鬱陶しい。
ビーチでは、海の音を背景に読書に没頭したいときとか、
自分の好きな音楽を聴きながらボーっとしたいときとか、
人それぞれ楽しみ方が違うはずなのに、
強制的にズンドコズンドコの大音響は勘弁してほしい。
イタリアのビーチでは相対的にこういうのが人気で、、
ヒット曲に合わせて、みんなで連なって
踊り歩いたりするのが好きらしいんだけど、
ここのビーチは今まで、寂しいぐらいにそういうことが
なくて、私にはそれがよかったのに。

気を取り直して、今夜はこの街で一番おいしい
「NAZIONALE」というレストランで、魚料理三昧。
私のお気に入りはムール貝とボンゴレを
トマトやニンニクたっぷりのソースで煮込んだ
Zuppetta、ズッペッタ。
醍醐味は貝類を食べた後のソースで、
パンにつけて全部食べきる頃にはお腹はパンパンで、
他の料理にたどり着けないのが難点といえば難点だけど、
気にいったものをひたすら食べ続けるという性癖のある私は
毎年これをやって嫌がられている。

Ristorante NAZIONALE
Corso Italia 3, NOLI SAVONA 17026
tel .019-748887

094_2


| | コメント (0) | トラックバック (0)

国民投票、そしてバカンス始まる

日曜日と月曜日に国民投票があった。
原発の是非を国民に問う投票だ。
結果は圧倒的に原発NO。

原発推進派が、投票率を下げるために
イタリア人が毎週末海へ通う今の時期を狙った
という思惑はあたったのか、あたらなかったのか、
投票率はたったの57%。
日本に比べたらいいかもしれないけど、
原発を再開するか否かがかかっていた割には
低いようなきがするなあ。
とにかく、反対票は94,8%にも達し、
これでイタリアは原発を持たない国という姿勢を
続けることになった。

イタリア人たち自身が、「厳密な仕事をする
日本人でさえあんな大事故を起こしたんだ、
イタリア人の技術者が作る原発なんて、
とんでもない!」と怖がっていたから、
ちょっと一安心。

ところで、ピエモンテ州では、ほとんどの学校が
今週から夏休み。9月10日過ぎの新学期まで
なんと、3カ月のバカンスがある。
12歳未満の子供は、一人で外出させてはいけないし
家にも一人でいてはいけない、という法律が(一応)
あるので、お母さんは本当に大変だ。
仕事をしているお母さんはもちろん、
専業主婦のママだって、
子供たちをサマーキャンプに送り込んだり、
お祖父ちゃんお祖母ちゃんと
田舎へ行かせたりと四苦八苦。

私も、朝早起きしなくていいのは幸せだけど、
ついうっかり朝寝坊していると、
朝食が昼近くになる。
そうすると食の細いわが娘は
一日2食しか食べないこともあり、
夏休みに痩せちゃった、なんてことにも
なりかねない。それはちょっとまずいから
規則正しい生活を目指します。

先週の金曜日は、娘の学校で
小学校最後のお別れパーティーがあった。
娘のリクエストで、クラス全員の顔を
マジパンで作って飾ったケーキをもたせた。
018

娘の学校ではクラス替えがなかったので、
一年生の時からずっと一緒だった25人の、
懐かしいかわいい顔を思い出しながら、
粘土細工のようにコネコネして楽しんだ。
これでもう中学生かあ、とちょっと感傷にもひたりながら。

それにしても、これから嫌と言うほど夏休みが
あるっていうのに、それさえ待ち切れない
イタリア人はとても多い。
娘のクラスでも、すでにバカンスに出発してしまって、
小学校最後のお別れパーティーに
欠席のクラスメートが何人もいたそうだ。

日本人には理解しがたい、
これほどまでのバカンスへの情熱。
国民投票の投票率にひびいたかも、
っていう説もうなずける。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

不便でかっこいいイタリア

昨日車で買い物に出かけたら
普段ガッチリ渋滞しているはずの5差路の交差点が
妙にスムーズに流れている。
不思議に思いながら走っていると、
全ての信号が消えていることに気がついた。

いつもなら、もうすぐ黄色、または赤になろうとしていても
自分の(進行方向が青と言う)権利を主張してガンガン交差点に
突っ込んだ挙句、激しい渋滞を生み出すイタリアのドライバーたちも
昨日は、お互いにゆずりあって、事故が起こらないように
交差点を通り抜けていた。

不便なら不便なりにできるんじゃん、
いや、不便な方が逆に頭を使って
うまくいくこともあったりして。

数年前に読んだベストセラー『携帯を持ったサル』にも
そんなようなことが書いてあったっけ。

現代はどんどん、どんどんテクノロジーが発達して

暮らしを便利にしてくれたおかげで、

人々はどんどん頭を使わなくなって、

その結果頭脳が退化してる、と。 

便利になって、余計なことを考えなくなった分、

新しいことを考える余裕が生まれ、発達していくんだ、

と反論する意見もあったけど、ほんとうにそうかな? 

計画停電になった途端に交通事故が続発していた日本。
信号のない交差点を、減速も、一時停止もしないで通り抜けたら
どういうことが起こりうるか、考える力が足りなかったのか
マヒしていたのか。 

そんなこともわからないなんて、サル並み、いや
サル以下の頭脳かもしれないね。

先日、某料理専門雑誌から、原発についてイタリアの料理関係者たちは
どう考えるかという難しいテーマの原稿の依頼をいただいた。

その時にインタビューした

イタリア人のあるレストラン経営者が言った言葉は
とても印象的だった。 

「ないなら、工夫してクリエイトしていく。それが文化。」


| | コメント (2) | トラックバック (0)

義援金ディナー会計報告

今朝、朝のお勤めにトイレに入ったら、
排せつしたものがドス黒い。
「はっ!? 血便??? 大腸癌??!!」と一瞬焦ったけど、
あ、そうだった、昨日、
イカスミのリゾットを作って食べたんだった。

ところで、待ちに待ったEatalyからの
会計報告がやっと来た。
Eataly側は一切の経費を引かないとのこと、
つまり全収益を日本赤十字に
寄付できることになった。
104人分の食事代と、
オークションの収益の合計
8,714ユーロが
近日中に日本赤十字の口座に振り込まれる。
立派な額とは言えないけれど、
ほんの少しでも、大変な状況にある
方々の助けになればいいと思う。

そして食事に来てくれたみなさん、食材やワイン、
オークション用のサイン入りシャツなど提供してくれた
みなさんに、この場を借りて、再度お礼を申し上げます。
関係者には振り込み証明書を添えて
正式に報告しようと思っているけれど、
今日はあまりに嬉しいので、
ここで書いてしまいます。
そうそう、イタリア人のある友人は
こんなかっこいいビデオを作ってくれた。

このリンクからダウンロードできます。

私がこの義援金ディナーを
自分の売り込みに利用し、収益の半分を
ポケットに入れている、チャリティーという言葉を
使うなんて詐欺だ、みたいに中傷している人が
トリノにいるらしい。
その理由は、一カ月近くたつまで会計報告が
できなかったことにあるらしいのだが、
同じ日本に生まれ、育った人間として、
そんな発想ができること自体、私には不思議で、
かつ、驚きだ。

地震が起きたあの日から、遠く安全な場所に
暮らしながらも、いやそれだからこそ、
同じ日本人として何かしたい、という
思いに突き動かされ、
私の思いつきに賛同してくれ、
準備に奔走し、
メニューを考え、
すべての休みを返上して試作を繰り返し、
打ち合わせに集まり、
協力してくれる生産者たちにコンタクトをとり、
そして自腹をきって料理を作り、提供した
シェフたちにとっても、
それはあまりに失礼な話だと思う。

まあ、それはさておき、終わりよければすべてよし。
だけど復興はまだまだ終わらないから、
これからもなにかできることを
どんどんやっていこうと思います。

というわけで、昨日料理教室で
作ったイカ墨のリゾット。
日本でも、安心して漁業ができて、
安心して魚が買え、食べられる日が
一日も早く戻ってくることを祈って。
Photo

こっちはピエモンテ州トリノ郊外の
サンテナという町の名産アスパラガスを
茹で卵ソースで食べる一皿。
昨日の料理教室では、
人数が急きょ増えてアスパラが足りなくなったので、
我が家の冷蔵庫にあった普通のアスパラも
一緒に蒸して食べたのだが、
全然味の違うこと。
甘くて、香りが高い。
Aspara

今の時期、ピエモンテに来る人は
ぜひ、サンテナのアスパラをご賞味あれ。

| | コメント (15) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧