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2012年3月

更新しました、免許証。

先週の金曜日に、免許証の更新に行った。

道路交通法はイタリアも日本もほぼ共通、
違うのはわりと遵守する日本か、
わりと無視している(赤信号とか飲酒とか)イタリアか。

でも免許証のシステムはずいぶんと違っていて、
というよりも、ずいぶんとイタリアはゆるくて、
一度取ったら10年間有効。
その間に視力がガクーンと落ちても、
運転に支障をきたすような病気になっても、
チェックする機能はないというわけ。

50歳を過ぎたらその周期は10年じゃなくなり、
70歳になったらさらにインターバルは縮まるようだけど、
それでも日本みたいに厳しく、短くない。

で、私はまだ50歳でないので
10年ぶりに、というかイタリアで初めての
免許更新。日本みたいに親切に
「切れますよ、更新に行ってくださいよ~」という
はがきなんか来るわけがないから、
切れる前に、早めに教習所へ行った。
イタリアでは何が起こるかわかったものじゃないので、
いつでも用意周到にしているのが
こころ穏やかに生きる術なのである。

さて、教習所では必要書類を作ってくれて、
そこへ指定の眼医者さんがきて
超簡単な視力検査をして、ハイOK。
イタリアには珍しく、予約の時間から
終了までたった15分というスピード。

ところが。「はい、これが更新をしたという
証明書です。更新のシール(それを現免許証の
裏面に貼って使う。とてもエコ)は、
ちょっとローマ(の運輸局)がゆっくりなのでね、
だいたい5-6カ月後にお宅に郵便で届きます。
だからそれまでは、この証明書を持って
運転してくださいね」とのこと。

うーん、さすがイタリア!
切手サイズのシール一枚作るのに
ゆっくりと丁寧に!?
半年もかけるのだ。

そう言えば、私がブランドサイトで連載させてもらっている
あるイタリアドルチェのブランド、
その一口サイズの焼きティラミスがうまい!
先日イタリアへ仕事でやってきた人から
お土産にいただいたのだが、
マスカルポーネで作った濃いレアチーズケーキに
しっとりと甘いコーヒーが入っている、
そんな感じ。なんでもコーヒーシロップは
一つずつ注射器で注入するのだとか。
Img_3329

仕事をもらっているからって
宣伝するつもりはないけれど、
これは本当においしかったので
つい宣伝してしまった。
ちなみに、我が家のイタリア人家族も
絶賛しております。

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泥棒増加中、そしてザイバイオーネ

シベリアからの大寒波が去ったかと思ったら、
ここ数日は、いきなり春のようなお天気。
昼間はもう、ダウンジャケットなんか
来ていると汗ばんでしまうほど。

一昨日、友人とEATALYでご飯を食べていたら、
友人が椅子の背にかけていたバッグを
まるごと盗まれた。
財布はもちろん、携帯、家のカギ、車のカギ、すべて。

市場や治安のあまりよくないゾーンでなら
緊張して注意しているけれど、
わりとお金に余裕のある人たちがメインの客層の
EATALYでこんなことが起きるなんて、
けっこう驚きだ。

でももっと驚いたのはその後。携帯もなくした
その友人につきそって
警察に被害届を出しに行った。
待合室で順番を待つこと1時間半ぐらい。
その間、10分おきぐらいに盗難届を出しに
来る人たちが後を絶たなかったのだ。
しかも、その警察は、トリノ市全部を
管轄しているわけじゃないので、
盗難の被害にその瞬間あっていた人たちは、
もっともっといるというわけ。

もともと泥棒の多い国イタリアで、
この大不景気と物価の高騰が続けば
盗難が増えるのもあたりまえなのかも。

ところで、2月の料理教室で
「コーダ・ディ・ブエ(オックステール)のトマトとセロリ煮込み」を
作ったのだけど、大雪で延期になったりして
準備しておいたオックステール12人分は
家族で食べるはめに。
トマトとセロリ煮込みは、ポレンタを添えて
とてもおいしかったけど、最後は飽きて、
韓国風オックステールのスープにして
ご飯にぶっかけていただく。
とにかく、圧力鍋は便利。3時間ぐらい
煮込まないといけないところ、30分ですむ。
エコでもある。

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ちなみにその日のアンティパストは
「トピナンブールのスフレ」。
トピナンブールは日本語にするとキクイモ。
ピエモンテの冬にはポピュラーな食材で、
ちょっとごぼう風味のサトイモといった味わい。
みかけはショウガ。
これをスフレにしてバーニャカウダのソースを
かけていただいた。

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とてもフワフワでおいしかったけど、
泡が消えないうちに食べなきゃ! と
完成品の写真撮影を失念。

デザートは「モスカートワイン風味の
ザバイオーネ」。こちらも泡泡。
クラシックなレシピは卵黄だけを使うようだが、
軽く仕上げるためと、卵白を余らせるのもいや、
ということで、全卵に砂糖とモスカートワインを
加えて、湯煎でしっかり泡立てる。
卵白がはいるので、このほうが
泡立ちやすいというのも利点。

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こんなにシンプルなデザートが
こんなにおいしい。
みなさんもぜひお試しを。
風邪のひき始めにもいいかも。
ピエモンテ風卵酒。

〈モスカート風味のザバイオーネ〉

材料 (4-6人分)

全卵 2個
モスカートワイン 大さじ2-3
砂糖 大さじ2

作り方

  ボウルにすべての材料を入れ、湯銭にかけて泡立てる。
ふんわりと盛り上がり、クリーム状になればできあがり。

 ビスコッティなどを添えていただく。

 

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